Aランチ(日替わりナスとジャガイモ)@カマルパレス(尼崎市昭和通)

近隣で開催されるグルコバの前にランチ訪問。最近、阪神間でもインド人シェフによるインド料理店よりもネパール人シェフが作るインド料理店の方が多いのだけれど、こちらのお店は阪神間ではスビマハルチェーンと同じくインド人コックによるインド料理店だそうだ。

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店は国道2号線沿い、地元では阪神タイガースを応援する商店街として有名な三和本通商店街入り口や旧ダイエー・トポス、現スーパー玉出のすぐ近く、阪神バス難波(なにわ)バス停のすぐ前に立地している。店外から見ると比較的小さな店構えであるが店内に入ると奥行きがあり、奥の突き当りが調理場となっている。

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さてランチのメニュー表を見てみると6種類の典型的なインド料理店のランチメニューがラインナップされており、今回はその中からカレー1種類、食べ放題ナーン、ミニサラダにドリンクが付いたAセットをオーダー。カレーは日替わりのナスとジャガイモ(アールー・ベイガン?)の辛口を選択した。カレーは①チキン②ポーク③ベジタブル④日替わりから選択できる。

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しばらくして、いまどきのインド料理店には珍しい楕円形の金属製皿にカレー、ミニサラダ、中型の細長いナーンが乗せられて席に運ばれてきた。カレー(アールーベイガン)は辛口でありながらまろやかな口当たりで、ナーンによく合う感じの濃厚さであった。ホールスパイスの存在が確認できないほどなめらかで、こちらのお店が主なターゲットとして考えていると思われる、あまり辛いインド料理に慣れてない若年層や近隣主婦・ファミリー層に合った感じのものであった。たぶんベースのグレービーを作っておき、オーダーを受けてから具材と混ぜ合わせてチリで辛さを調整していると思われる(帰りの精算時に厨房を見てみると、そのような調理をしているようであった)。ナーンはインド人のタンドール担当者がよく作るタイプの薄目でサクサクタイプ。昨今「大きいナーン」をアピールポイントにしているインド料理店が多いなかで、大型のものではなく皿の大きさに合わせているのか中型のもの。ナーンは食べ放題なので、これくらいの大きさでちょうど良いと思う。またナーン表面にバター(ギー)が塗られていないので、油が苦手な方にとっては好ましいと思う。

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なお、おかわりナーンは好みに応じてサイズをSMLと大きさを選択できるので親切で良い(写真はM)。

全体的な感想として、ホール担当者(この日はインド人男性)の接客も及第点であったし、料理については奇をてらうことなく、オーソドックスに地域・客層に合わせたものを提供しており、この地域ではそれなりに存在感のある店ではないかと感じた。

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なおランチのみの感想であるけれど「インド料理マニア」を自認する方にとってはカレー、ナーンとも激しく物足りないと思われるのでお勧めしません。


カマルパレス



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