パチンコ屋前にあるシュールな和風居酒屋居抜き系インネパ店ナラエニ訪問(神戸市灘区フォレスタ六甲B1))

最近、仕事で月1~2回ほど昼間にJR六甲道、阪神新在家あたりに行くことがあるので、地域で人気のあるインネパ店「インドラマハル」、特異な店舗で意外と美味しい料理がいただける「神戸ネパール大使館」の他に行けそうなインド料理店等が無いか調べていたところ、今年10月初旬にJR六甲道駅前商業施設「フォレスタ六甲」内にチャレンジャーな新しいインネパ店がオープンしたことを知り、ランチタイムに訪問してみた。

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パチンコ屋の前という立地。外観はインド国旗や店の看板などがあるものの、格子の窓や格子戸などから、以前は和食店あるいは和風居酒屋であったことがよく分かった。店内に入ると、カウンター席を中心としたまさに和風居酒屋そのものであった。

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壁にはヒンズー教の神様っぽいポスターなどが張ってあったが、内装そのものは以前の和風居酒屋のままであるので、非常にシュール・レアリズムな空間となっている。後日調べてみると、やはり元は「えんしょう」という和風居酒屋であったようだ。

メニューについては、店名こそ違うが、兵庫県に数店舗展開(三田、宝塚、新長田、大蔵谷)しているインド・ネパール料理「ダウラギリ」とほぼ同じであった。「ヒトサラ」に公開されているシェフの経歴から見ても「ダウラギリ」からののれん分け的独立開業店というか、いわゆる「ゆるいコンサル系FC店」なのであろう。

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さて今回は例によってあまり時間が無かったので、ボトムの日替わりセットを辛口でオーダー。

まずインネパ店の定番(笑)オレンジのドレッシングがかかったキャベツの千切りサラダと中華スープが供された。

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そしてナーンとカレー(ミックス野菜?)。

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さて料理の感想であるが、カレーについては、最近のインネパ店(特にチェーン店系)によくある日本人に合わせたマイルドかつ重いグレービーで、ナーンに合うもののフレッシュ感や香りが弱く特徴の無い無難な感じのものであった。またナーンは一般的な日本人の好むふわモチ系に近く、まずまずの出来であった。

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また店のチラシや「某ログ」「ヒトサラ」に掲載されている当店の紹介記事(「ヒトサラ」に掲載されている関西系インネパ店は、某チェーン店系ばかりなので笑ってしまう)を見るとツッコミ所満載で微笑ましい。

「ゆったりと広い空間が広がる店内はインド、ネパールのポスターで飾られ、異国情緒を満喫できます」とのことであるが、基本和風居酒屋そのままであるので、インドやネパールのポスター如きで異国情緒などという感情は湧いてこない。なおBGMはFM放送である。せめてインドの映画音楽とか流そうよ。

「ゆったり広い空間が広がる」とのことであるが、店内はどちらかと言うと狭い印象である。

「日本人向けに味が調整された本格インドカレー」とのことであるが、日本人向けに味が調整されていること自体、本格的なインドカレーでは無いと思う。

「メニューはネパール出身のシェフがつくる本格的なインドカレーとネパール料理」とのことであるがメニュー表を見る限りネパール料理はチョウミンくらいしか見つけられない。またチョウミンのルーツは中華料理である。

「18名まで店内貸切ができ、コースはすべて飲み放題付きなので、女子会などの集まりから宴会まで幅広いシーンにオススメ」とのことであるが、基本カウンター席であとは狭い4人席が2つという席配置(カウンター席とテーブル席は近接している)では、どう考えても宴会や女子会にはお勧めできない。普通は広い個室やテーブル席のある近隣のインドラマハルを利用する方が良いだろう。またこのような座席配置だと記載されているような「幅広いシーン」には適合せず、1人~3人程度の利用に限られるのではないか?

当店のチラシによるとタンドール料理が店の自慢(エクセレントポイント)であり、インドから運んだタンドール窯を使用しているとのことであるが、常識的に考えて、タンドールを扱う業者がインドから輸入したのであって、店のオーナーがインドから運んできたわけではないことは明らかである。あるインド人飲食店オーナーはマレーシアから移動式のものを個人輸入していた(かなり困難だったらしい)し、最近は日本製(山宮カマド工業所とか)の良いものがある。むしろ設置工事、メンテナンスやアフターサービスのことを考えたら日本製の方が良いのではないか?またこの店に据え付けられている外装がステンレス製のタンドール窯は、テンポスなど中古店舗用品店で売られていることもある。厨房の中のタンドール窯をチラ見した限りでは中古品を手配したと思われるが・・。また新品だとしても、ネパール人のいわゆる「タンドールブローカー」から購入したものであろう。

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総括すると正面にあるパチンコ屋に来ている方が多少利用するであろうが、近隣にインドラマハルという人気店があるので、料理が格段に良いとか接客が物凄く良いというのなら別であるが、内容的に似たり寄ったりなので、この立地で儲けることは、なかなか厳しいという印象を持った。すぐ近くにピクルスで有名な日式カレー屋「カレーロンギー」もありますし。

ナラエニ



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Author:みつお★
自転車(主にロードバイク、時々折りたたみ)のこととエスニック料理(主にインド、パキスタン、ネパール)食べ歩きの記録です。勤務地が兵庫県西宮市なので、平日は西宮界隈、休日は大阪、神戸方面が多いです。時々関東方面もあり。

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