ビンディアルー@リトルインディア(伊丹市北野)

関西(特に京阪神)を中心としたコンサル系インド・ネパール料理FC(直営もあるが)は「ナマステ=タージマハル=ヒマラヤ」グループ、「スビマハル」グループなどが有名であり、昨今急激に店舗を増殖している。
そんななかでこちらも所謂ゆるいコンサル系FC「リトルインディア」グループ(と勝手に仮に命名)のお店。こちらのオーナー(フランチャイジー?)は、このお店と尼崎市猪名寺の2店を所有しているようだ。以前こちらのお店は伊丹市西台の「インディアン・パレス」(この店もリトルインディアとメニューが同じ)オーナーが所有していたが、現オーナーに売却したらしい。その他、京都亀岡、姫路と東京都世田谷区梅が丘にもリトルインディアがあり、同グループであると思われる(亀岡と姫路はビジネスパートナーの関係にあるらしい。また東京の四谷にも「リトルインディア」があるが、無関係の同名店である)。
 
 


このお店はネパール人のご家族が中心に運営しているようだが、経営形態からすると請負である可能性が高いと思う。もしかしたらこのお店のご主人が猪名寺の店と2店舗を所有しているとも考えられるが。
 
このタイプのお店は、時々とんでもない変な立地の和食店やうどんそば店などの居抜き物件にタンドールを設置しただけという初期投資を最大限かけないやり方でオープンすることが多いが、こちらはもともと居抜き物件ではあるけれど幹線道路沿いで、店の背後は住宅地、さらに最近近くに小規模ながらSCもでき、ホームセンターコーナンが対面にあるなどまずまずの立地。店頭に自動車2台分駐車できるスペースもある。
 
さて料理であるが、当然のことながらリトルインディアグループ共通のメニュー(メニューブック等全店ほぼ同じもの使用)であり、アラカルトのカレーにはナンかライス、ミニサラダがセットになっていて、カレーの価格も800円~1,000円程度であり、ディナーメニューと共通であるため、ランチタイムからディナーと同じカレーが食べられるというかなりお得な内容となっている。

というのは従来のインド料理店で提供されているランチメニューは、明らかに手抜きのカレーが多くてディナーメニューのカレーとは全く違うということが多々あるからである。
旧来のインド料理店でアラカルトのカレーは900円~1300円くらい、さらにナンやサラダ、チャイなどを同時にオーダーすると2,000円程度になってしまい、いくらインド料理が好きでも、なかなか手軽にいただくことはできなかったけれど、こちらのシステムでは単純にアラカルトのカレーの価格だけを見れば良く、大変わかりやすいと同時に価格もトータルでみると非常に安く、従来高級で敷居が高かったインド料理店をファミレス並みの敷居にしたというところはインド料理に対する間口を広げたという意味で素晴らしいと思う。(ただしカレーだけ欲しい場合、ナン、サラダ、チャイ分を値引きしてくれるのかどうかは不明である)
 
カレー数種とタンドリーチキンやサラダ、デザートなどのセットメニューもあり、セットメニューをオーダーするお客さんも多いようであるが、セットメニューの日替わりカレーはいわゆる従来のランチカレーと同等であると思われ、価格と内容を考えると全くお得さは無い。メニューブックを見れば一目瞭然であるが、この地域・客層であるとインド料理について詳しいお客さんは少ないと思われ、アラカルトメニューを見てもどのような食材、調理方法、味であるか分からないので、安易にセットメニューをオーダー(もしくはアラカルトだとチキンカレーとか)している方が多いと思われる。
 
 

 

今回は初めての訪問ということもあり、どんな感じの料理を提供するのか分からなかったので、とりあえず作るのがメンドクサそうな「ビンディー・アルーマサラ」をオーダーしてみた。オーダー時に辛さはどうするか尋ねられたので、初訪問でなめられてはイカンと思い注文を取りに来た奥様に「デレイピロで~」と言ったところ笑ってくれ、厨房でも「ネパール語でデレイピロと言われた」みたいなことを言って笑っていたので、とりあえずコミュニケーションの第1歩、掴みは成功したと思われる。
 
その効果があったのか、オクラは小ぶりで多少ひなびた感があったが、ビンディ系カレー特有の「ぬめり感」を残しつつ調理されていた。メニューには「マサラ」と書いていなかったがメニューブックの写真から「マサラ」系のレシピと推測していたものの実際はどうかと不安であったが、炒め玉ねぎ系汎用型ペーストを使用していながらもマサラっぽい調理をされていたので安心した。仕上げに生のトマトも少ないながら上面に載せられており、見た感じもわりと良かった。
 
 

 
 
ナンはネパール系インド料理店では特大ナンで客をビビらせる方式をとる店が多い中、適正な大きさであり、味も変に甘くないので好感がもてる。チャイもまずます美味しかった。
 
 

 
 
 
総括すると、(マニアでない平均的な)日本人をターゲットとするネパール系インド料理店の料理としては標準的な味、レベルをキープしており、たぶん他の同グループ店でも同じような感じなのであろう。
価格も安く、月1回くらい手軽にインド料理を楽しみたいと思っているご近所の方々などには最適なお店ではないだろうか。
 
 
 
 
リトル・インディア
兵庫県伊丹市北野2-1-3
 
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みつお★

Author:みつお★
自転車(主にロードバイク、時々折りたたみ)のこととエスニック料理(主にインド、パキスタン、ネパール)食べ歩きの記録です。勤務地が兵庫県西宮市なので、平日は西宮界隈、休日は大阪、神戸方面が多いです。時々関東方面もあり。

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