シンプルなダルバートセット@ネパールキッチン・サクラ(大阪市淀川区東三国)

半年ほど前にJR東淀川駅前にダルバートも供するインド・ネパール料理店がオープンするらしいという情報があったのだけれど、その後全然情報が無かったので放置していたところ、偶然当店を発見し機会を見計らってランチタイムに訪問してみた。

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店内に入ると比較的明るい雰囲気。ネパール人のご夫婦で営業されているようであった。

一応インド料理も供する(というかメニューを見る限りインド料理が主力)よくあるインド・ネパール料理店であるが、情報通りランチタイムのメニューにダルバートがラインナップされていた。


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価格はこの手の店の標準的感じ。他のお客さんはナーン&カレーのセットを食べている方ばかりであったが、このラインナップを見る限り、普通はナーン&カレーの各種セット、たぶんカレーライスランチ、Aランチ、Bランチ、チーズナンランチにオーダーが集中しているような雰囲気。


そして当然の如くダルバートをオーダー。ドリンクはラッシーを。

まずチェーン店系っぽいサラダから。

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そしてダルバートが供された

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メニュー写真ではタールにカトリで供されるような感じであったが、実際にはボージャンタールのワンプレート+ヨーグルトのスタイルで供された。

ダールは少しリッチなタイプでサーグはホールのレッドチリとニンニクオイルで炒めたものであったが、メニュー写真にあるようなアルコアチャール(じゃがいも漬物(笑))ではなく、ジャガイモ、インゲン、ニンジンをゴマパウダーを振りかけて炒めたもので、写真にあったチャトニは供されなかった。全体的にはシンプルで食べ易いダルバートであったが、内容から見て価格的には割高な印象であるので、ダルバートをオーダーする人は少ないであろう。


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インド料理を主力としながらダルバートを供して、他の同業店と差別化していこうという意図は分かるけれど、どうせやるのなら、もっとしっかりしたものを供してい欲しいという印象であった。料理自体はまずまず美味しかったのだけれど。


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ネパールキッチンサクラ



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チェーン店傘下でも、この店はちょっと違う@ハリパリワール今津店(西宮市今津水波町)

阪神今津駅近くのインネパ店ハリパリワールをやっとこさ初訪問。

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当地は以前「カビタ」という屋号のインド料理店でネパール系チェーン店から独立されたネパール人の方が経営しておられたが、立地的にかなり厳しいためか業界筋の情報によるといろいろ問題があったようで、約1年ほど前に関西地盤のインド系チェーン店パリワール傘下の委託営業店となり、現在はかつて九州では有名なインド料理チェーン店にて活躍しておられたネパール人シェフが家族経営的に当店を任されているようだ。

なので他の「パリワール」や「ハリパリワール」各店とはメニューの内容や構成が違う。

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店の外観は「カビタ」時代とデザインなどほぼ同じで、例によって「あの方」が作成しておられるような如何にもテンプレート的でベタなチェーン店系インネパ店であった。しかし店に入って、あちこちのインネパ店見かける「あの方」作成の同じようなデザインのメニュー表を見てみると、予想に反してネパールの国民的定食「ダルバート」がラインナップされていたのでオーダーしてみた。

なおシェフの他はシェフの奥様と娘さんと思われる方がお手伝いをしておられた。

まずインネパ店特有のベタなサラダ。

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そしてダルバート。

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メニュー写真ではステンレスのタールであったが、実際に供されたダルバートはメニュー表の写真とは比べものにならないくらい美しい光り輝くチャレスコタールにて供された。ダル、マトンカレーは北インド寄り(ムガル宮廷料理系)のレシピのようであるが、 ベタなチェーン店系店で供される標準的なものより、かなり良い品質ものであった。

サーグは大根菜でアチャールは浅漬けタイプ。普通、ガチなダルバートでは付けないと思うけれど、少し大きめのチキンティッカも付いていてお得感もあり、南アジア系店ではなおざりにされることが多い日本米の「白ごはん」の炊き加減もなかなか良かった。

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そして後日、再訪問。

今度はインド系メニューの日替わりセットをオーダー。カレーは日替わりカレー一択で、この日は「オクラ&チキン」(ビンディ・チキン)。

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インド系のカレーは、チェーン店っぽいクリーム過多で甘いものが供されるかと身構えたが、実際に供されたカレーはスパイスを過度に使用しない、シャバい感じのシャープな辛さ(辛口でお願いした)のもので、チキンは骨付きでは無かったものの、どちらかと言えばネパールのククラコマス的な印象のものであったのが意外だった。

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なおこういうタイプのカレーはナーンにはイマイチ合わないのだけれど、ナーンそのものは外がカラッと中がしっとりとした理想的なもので、食感・味ともとても良いものであった。なお野菜サラダはチェーン店系店でよく見かける赤っぽい例のドレッシングであったが(笑)

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総合的な印象として、当店はネパール人シェフの家族経営的な店で、家族間の会話が店内BGM(笑)という緩い雰囲気であったものの、シェフの腕が良いためか外見から受ける印象とは異なり当初の予想を覆す良い料理を供する店であり、南アジア系店の多い西宮市内にあっては、「掘り出しもの」的な印象のお店であった。

なお個人的には、当店のシェフのような腕の良いシェフはもっと立地の良い繁盛店で働いて欲しいと思うし、このような立地のお店で「埋もれている」のはもったいないと思う。

ハリパリワール 今津店



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今年最大の発見!ネパール宮廷料理人が作る高品質ダルバート@Few(兵庫県川西市平野)

以前から気にはなっていたものの、その立地と「普通に北インド料理なのかな?」という勝手な解釈によりなかなか訪問できないでいた川西市平野のFewを初訪問。西宮市戸田町にあるインド・ネパール料理店ナラヤニを訪問した際に店主と最近の業界動向について話をしていた時に当店の話になって、最近シェフが変わってダルバートも供しだしたようだという情報が、やっと訪問する動機づけとなったもの。

店は能勢電鉄平野駅近くの国道173号線沿いにあり、自宅からクルマで行ったものの意外とはやく到着。

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店の外観は凝った造作でオシャレな印象。

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店前で地味にアピールされていたが、実は2016年版ミシュランガイド兵庫県版の「ビブグルマン」掲載店でもある。

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店内は確かに南国リゾート風で居心地が良さそう。

テーブル席が一時的に満席であったので、カーテンで仕切られた半個室風の座敷?席で少し待たせていただいた。

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ランチタイムのメニューは、ポピュラーな北インド料理であるけれど、ネパールの国民食ダルバートも用意されている。

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今回は事前にダルバートを予約して訪問させていただいた(仕込み等の状況によってダルバートができない日もあるみたいなので)。

しばらくしてテーブル席が空いたので移動。追加でスープモモ(酸味のあるアチャーリー・スープモモ)もオーダー。

まず先にスープモモが席に運ばれてきた。

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通常ベジかノンベジを選べるとのことであったけれど、特別に両方とも3個づつにしていただいた。ノンベジはネパール山椒のティンムールが程よく利き、ベジはパニール入りでコクのある食べ応えのあるもので、酸味のあるスープを絡めていただいたが、恐ろしく美味しいモモであった。この時点でダルバートへの期待がかなり高まった(笑)

そしてついにダルバートが席に運ばれてきた。

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人参プラオを中心に濃厚なダール、リッチなマトンカレーの他、サーグ、キノコのタルカリ、アルゴビ、チキンセクワにムラコアチャールとボリュームたっぷり。なおプラオとダールのお替わりができるとのことであったので、1回おかわりさせていただいた。

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各料理とも非常に丁寧に調理されていて、味も非常に良かった。

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食事の後に店主の日本人女性に各料理とも非常に美味しく、シェフの調理技術がかなり高いので驚いたという話をさせていただいところ、以前おられたシェフが体調を崩して帰国し、もう店を閉めようかと思ったが、旧知のネパール人シェフを招聘してなんとか継続できたとのこと。基本的な味は以前のシェフと同様にしているが、新しいシェフの個性(ネパールでは当時の王族が利用する高級レストランでシェフをしていたとのこと)を生かして今年3月からダルバートを始めたとのこと。そして厨房のシェフをよく見ると、なんと数年前に閉店した豊中市のネパール料理店ポカラにおられた凄腕シェフのマジさん(何年か前、確かNHK大阪が製作したネパール料理を紹介する番組に出演して、ダイバートを食べて泣いていた人??)であった!

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このような良い雰囲気でこれだけの良い料理がいただけるとはまさに驚きで、ミシュランガイドの調査員もそのあたりを高く評価したのだと思う。

北インド系の料理も間違いなく美味しいと思うので、次回はナーン、タンドリーチキンなども試してみたい。

今年最大の発見でした。

テイスト オブ インディア フュウ



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カドカさんの心を込めたおもてなし。ダルバート&デザートセット@ネパールのごちそうズーズーダウ(池田市室町)

大阪府池田市、阪急池田駅近く(インスタントラーメン記念館からも近い)にあるネパール料理店ズーズーダウを初訪問。

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当地にはもともと超どデカナーンで有名なインド・ネパール料理店カトマンドゥがあり、結構流行っていたらしい。諸事情あってカトマンドゥ閉店後、当店はその跡地に約2年前にオープンしたが、当店は現在一般的となっているインド・ネパール料理店の「中品質・中~低価格」というセグメントではなく、店の雰囲気を含めて高品質・高~中価格(実際は高価格という程ではないのだけれど)という、ネパール系としては今までに無かったタイプのお店である。

店に入ると店主のカドカさん登場。カドカさんとは初対面なのだけれど、実は共通の友人を通じて以前から(店を始める前から)フェイスブックフレンドとなっていたのであった。お互いなんか照れる(笑)


休日のランチメニューは意外と少なく3種類。

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平日は1,000円のセットもあるようだが、ランチメニューについて阪神間のカジュアルな同業店が軒並み690円~800円がボトムレンジなのと比較すると、ちょっとアッパークラスなお店という印象。

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今回は以前より懸案であったダルバートをオーダーした。当店オープン時より当店のダルバートのことは気になっていたのだけれど、価格がケーキなどデザート盛り合わせ、ドリンク付きで1,800円であり、自分的にはデザートは要らないし、デザート無しで1,400円位ならオープン直後に訪問したと思うけれど、ずっとデザートのことがわだかまりとなって訪問できないでいたのであった。


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料理ができるまでは、店主カドカさんによる店名の由来(ズーズーダウ=カドカさん出身地の有名な特産品であるヨーグルトの名前)、店内装のこだわった部分の説明、ネパールのあれこれについてのプレゼンテーション(もともとネパールで観光ガイドをしておられたらしく、さすがプレゼンは上手である)があり、待ち時間も楽しかった。


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そうこうしているうちに料理が運ばれてきた。

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今回はゴールデンウイークスペシャルとして、マスコタルカリは皮付き山羊肉。特別にアチャールも2種類つけていただいた。米は日本米。濃厚なダールやタルカリのリッチさなど、全体的に高品質で高級なダルバートという印象であった。なおひよこ豆から作られているという珍しいパパドが添えられている。

そしてずっと心のわだかまりとなっていた(笑)デザートプレート登場。

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ホテルのティーサロンで供されるようなプレートなのだけれど、実はカドカさんは現在も現役のパティシエとして某ホテルに勤めているらしいので、カドカさん的には得意のデザートプレートを是非食べていただきたいということなのであろう。デザートのクオリティを考えるとそれも納得。

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食後、これまたサービスで出していただいたスナック「チャトパテ」を摘みながら、店名の由来となっているヨーグルト「ズーズーダウ」製造計画?の話やあれこれ話は弾み、楽しい時間を過ごすことができた。

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今回初めて訪問してみて、フランス料理店のような店内(実は凝ったこだわりの造作なのだけれど、これは実際に訪問して確かめてほしい)の雰囲気を含めて当店はある程度アッパーな「余裕のある大人」をターゲットとしたお店作りをしておられると感じた。

「カレーやナーンを安く腹一杯食べたい」という人には向かないと思うけれど、カドカさんの「心を込めたおもてなし」や店の雰囲気、料理のクオリティなど総合すれば十分納得できる内容であった。

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もっとはやく訪問すれば良かった(笑)

<参考:カドカさんについて>

ズーズーダゥ



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タカリ・ダルバート@ダルバート食堂(大阪市中央区内久宝寺町)

ゴールデンウイーク中にスペシャル企画として、ネパール料理の中でももはやブランド化されている「タカリ族のダルバート」をやるというので、マニアックにネパール料理を追求しながら一般的なカレー好きにも充分アピールして人気がある(笑)ダルバート食堂を訪問。

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メニューはこんな感じ。

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折角なのでチキンとマトンの2種盛を。

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ダールやチキン、マトンなどは当然美味しいのだけれど、グンドルックサデコが今までに無い風味だったので作り方など聞いてみると、やはりネパール産の油を使用しているとのことであった。

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今後、ネパール米を選択できるようにするなど、どんどんマニアック度が深くなっていくのだけれど、ポピュラーな人気もより高まっていくであろう。

ダルバート食堂



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プロフィール

みつお★

Author:みつお★
自転車(主にロードバイク、時々折りたたみ)のこととエスニック料理(主にインド、パキスタン、ネパール)食べ歩きの記録です。勤務地が兵庫県西宮市なので、平日は西宮界隈、休日は大阪、神戸方面が多いです。時々関東方面もあり。

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